教員になるには?

 簡単にいうと、免許状の授与と、採用試験の合格という、二つの関門を突破する必要があります。

免許状の授与

 本学では、免許上の授与には大きく四通りの道があります。

一つ目は、生活科学学科生活科学専攻に所属して、養護教諭養成課程(養護教諭二種)で学ぶことです。

二つ目は、生活科学食物栄養専攻に所属して、栄養教諭養成課程(栄養教諭二種)で学ぶことです。

三つ目は、幼児教育学科に所属して、幼稚園教諭養成課程(幼稚園教諭二種)で学ぶことです。

四つ目は、養護教育専攻(養護教諭一種)、地域看護学専攻(養護教諭二種)といういずれかの専攻科で学ぶことです。
なお、四つ目の専攻科は、基礎資格が必要ですので、高校生の方がいきなり入学することはできません。

いずれの場合においても、本学で必要単位を履修したうえで申請することで、県教育委員会より免許状が授与されます(この事情は、どこの大学でも変わりません)。

採用試験

 採用試験には、大きく分けて三通りあります(ここでは幼稚園教諭の場合は除外します)。

一つ目は、公立学校教員採用試験です。これは県・政令指定都市ごとに年一回、夏に行われます

二つ目は、私立の教員採用試験です。これは原則として学校ごとにバラバラに行われますが、東京都のように、私学教員適性検査を一括して行うところもあります

三つ目は、臨時採用の試験です。これは、県・政令指定都市ごとの登録制度を利用するもので、おもに学校で面接試験などを受けることになります。

このほか、県によっては私学の履歴書委託制度のあるところもあります。